家のリフォーム

デンマーク人は、家のリフォームを良くする。その裏にはデンマーク人は頻繁に住宅の売買をしていることと中古の家が多いためである。

 

筆者が現在住んでいる家は1948年に建設され、その後2回建てましされた家である。この家に移って、今年で丁度10年目になった。デンマークに在住して間もなく50年になるが、この家は5軒目で、今まで住んでいた住宅地に比べ小さく、敷地はわずか485m2150坪)しかない。その代わり建物の面積は建蔽率25%を少し超えた約130m2ある。最初の家は1972年に買った。その時にデンマーク人から壁紙張や塗装の要領を教えてもらった。筆者はもともの大工仕事が大好きで、中学校に通っていたころ鶏小屋を作ったり、家の納戸に勉強部屋を作ったりしていた。この家に移り住みながら、床を掘り起こし、家の中の仕切りをほぼ全部取り外し、床下暖房、床材の張替、内側の断熱など、大工さんや左官屋さんそして水道工事や電気工事やの支援を得ながら、家の内装工事をした。そして数年前から集中豪雨対策として屋根付きベランダを作り、その中にブドウの木を植え、主に油物を揚げるためのガスコンロをセットし、ベランダで食事が取れるようにした。10年目を迎えたこの夏、外壁の塗り替えをした。その結果、5軒目の家として最も快適な住宅が出来たのではと思っている。(了)

←リフォーム前

ブロックを敷き詰め、テラスに。

 

 

↓ 屋根をつけ、ドアもつけて、肌寒い時も快適空間に。

家の外壁を塗りなおしました。