2016年オリンピックが終わって

人口当たりのメダル数はデンマークが世界一

 201685日から16日間に渡る、ブラジルのリオデジャネイロのオリンピックが終わった。

 

オリンピックの競技の結果として、金、銀、銅のメダルが出るが、獲得したメダル数でその国の国民教育の在り方が推察できるのではないだろうか。

下記表に見る通りメダルの獲得数だけで見ると米国は1位である。しかしメダルの獲得数を人口数で割ると米国の順位は10位になる。一方デンマークはメダルの獲得数だけで見ると順位は28番であるが、メダルの獲得数を人口数で割ると百万人当たり2.67個のメダルの獲得となり、下記表に掲載した国々の中で1位になっている。

デンマークではオリンピック選手の養成に大きな力を注いでいるわけではない、多くの選手は少ない予算の中で練習を重ねての出場と聞く、にもにもかかわらず、下記表に見る通り、デンマーク世界で最も多くのメダルを獲得した。これを可能にしているのは、個人の才能を伸ばすための育児教育があるためではないかと思う。

 

表:リオデジャネイロでのオリンピックおける国別メダル獲得数(単位:個)

 

順位

国名

人口数

単位:

百万人

人口百万人当たりの

メダル数(注)獲得数

と順位

1

米国

46

37

38

121

320

0.37        10 位

2

英国

27

23

17

67

62

1.08                4

3

中国

26

18

26

70

1367

0.05              12

4

ロシア

19

18

19

56

144

0.38                9

5

ドイツ

17

10

15

42

83

0.50                6

6

日本

12

8

21

41

127

0.32              11

7

フランス

10

18

14

42

63

0.66                 5

8

韓国

9

3

9

21

48

0.43                 8

9

イタリア

8

12

8

28

60

0.46                 7

10

オーストラリア

8

11

10

29

22

1.31       2

28

デンマーク

2

6

7

15

5.6

2.67    1

29

スウエ‐デン

2

6

3

11

9.4

1.17    3

 

();メダル獲得数を総人口で割った数:

 

例:米国 メダル獲得数121個を人口数32千万人で割った数値が0.37

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コメント: 1
  • #1

    福井富久子 (水曜日, 24 8月 2016 13:08)

    やっぱりそうなんですね。人口比でみるとピックりですね。2位のオーストラリアを大きく引き離してますね。
    アメリカ、中国、日本などは、人口が多い分メダル取れたと喜んでいても、大したことないですね。それにしても日本はすごいお金をかけていると思います。多分、お金のある人しか、可能性を伸ばすことはできないでしょうね。